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緊急一時帰国となりました

こんにちは。約半年ぶりの更新となってしまいましたが、世界的に蔓延している新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、モロッコの国際線が停止となることに伴い、モロッコのJICA海外協力隊は全員緊急一時帰国となりました。

モロッコでもコロナウイルスの感染が広がり、先週末(3月14日~16日)にモロッコ政府が矢継ぎ早に対策を打ち出し、モロッコ国内の教育機関は3月16日から無期限休止となりました。また、3月15日には国際線全便無期限休止が発表され、モロッコの国際空港は大混乱となりました。

そして、翌3月16日には商業施設の営業禁止(日用品を扱う店舗は除く)、モスクでの集会も禁止となりました。

このタイミングで、まさかとは思っていましたが、国際線の手配はできていないものの、すぐに出国できるように準備をするようJICAより連絡が入りました。エジプトやジブチなど一部で緊急帰国となっている話を聞いていたので、ある程度覚悟はできていましたが、それでも実際に連絡が来ると混乱するものです。

そして翌17日に首都ラバト集合、チケットが手配できるまで待機となりましたが、同日夕方にはJICAの方々の懸命な努力により無事全隊員のチケットが手配できました。

ラバト集合の翌18日、19日に二便に分けて日本へ帰国が決まりました。

実際にはその後も、フライトの変更や空港でのごたごたなどもあり、出国までいろいろありましたが、後発の自分は19日の午前、無事にモロッコを出国し、20日夜羽田空港へ到着しました。

2018年度1次隊は残り任期が3か月であり、今回「一時帰国」ではありますが、おそらく任期中に任地へ戻ることはないでしょう。ほかの隊次もそうですが、緊急帰国となり、非常の残念ですが、その後の情報を聞いている限り、本当に出国は絶妙なタイミングだったなと感じます。

個人的意見を言わせてもらえれば、できれば残りたかったし、このような形で帰国はしたくなかったです。それでも、JICAの判断、そして出国のために尽力してくださったJICA職員の方々に感謝申し上げます。

今後のことに関しては、任期含め何も決まっていません。モロッコは感染拡大国ではありませんが、フランス経由で帰国しているため、帰国後2週間は自宅待機となりました。残念ではありますが、この期間、今後の進路を含めゆっくり考えたいと思います。ブログも書ききれなかった記事を随時投稿できればと思います。

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